长长长长长长长长……日本人为什么那么喜欢排队?
昨今、行列は珍しくもない日常茶飯事だ。日本人の行列好き、行列オタク。そのワケを心理学的、脳科学的に真面目に暴いてみた。
近来,排队已经成了不再让人惊奇的家常便饭。日本人为什么喜欢排队,痴迷排队。严肃地从心理学与脑科学两个角度挖掘了其中的原因。
マーケティング会社のトレンダーズが20代以上の女性を対象に行なったアンケート調査によると、行列に並ぶのが好きな人は16%、行列に並ぶのが嫌いな人は84%だった。
在市场分析公司Trenders对20岁以上的女性进行的问卷调查数据中,喜欢排队的人占16%,不喜欢排队的人占84%。
電通の調べによれば、行列に並ぶのは、美味しい、デザインや品質がいいなど並ぶ価値ありと判断したとき/評判を聞いたり流行ったり試したいとき/今しか手に入らないとき/どうしても食べたい、買いたいと感じたとき/行列をしてでも試したいと思ったときだった。
根据电通公司的调查,人们会去排队一般是在,认为有排队的价值,比如商品好吃或是设计·品质上乘的时候)/商品风评不错,想要尝试一下流行的时候/只有现在才能买到的时候/感觉无论如何也想吃、想买的时候,这些情况下即使排队也想去尝试。
行列する理由や動機が明確なら、時間も手間も惜しまず並ぶ。
一旦明确排队的理由与动机,就会不惜时间、不怕麻烦地排队。
日本マルチペイメントネットワーク推進協議会(JAMPA)の調べでは、待ちたくない行列のトップ3は、コンビニのレジ待ち/銀行窓口の列/飲食店の行列。
根据日本多元化支付网络推进协议会(JAMPA)的调查,人们最不想排队的前三种情况是:便利店结账/银行窗口服务/餐饮店等位等餐。
人はなぜ並ぶのか? その心理と行動の真相は?
人们为什么排队?其心理与行为的真相是?
行列は心理学的に分析すると、他人の行動を真似る同調行動だ。
从心理学角度分析排队,这就是一种模仿他人行动的从众行为。
同調行動を研究している米国の心理学者ソロモン・アッシュ博士は、カードに描かれた直線と同じ長さを持つ線を別の3本の直線から探し出す視覚テストを行なった。その結果、誤答するサクラがいるときの誤答率は37%、サクラがいないときの誤答率は0.7%だった。
研究从众行为的美国心理学家所罗门·阿希博士曾进行过一个视觉测试,让人们从三根直线中选出与卡片上所绘直线长度相同的一根。结果在助手故意答错的情况下,参与测试者的错误率为37%,助手不进行误导的情况下参与测试者的错误率为0.7%。
アッシュ博士は「人間はサクラに影響を受けないことを立証しようとしたのに、その逆の結果が出た」とサクラ効果を認めている。
“本想通过此实验证明人们不会受到托儿的影响,却出现了相反的结果”,阿希博士因此认同了“从众效应”。
(所罗门·阿希的从众实验)
社会心理学の視点から行列を観察する日本の上則直子氏によれば、社会的動物である人間は、情報が不確かなときは他者の行動を参考にしやすいので、行列店に入りやすいと指摘する。
日本学者上则直子从社会心理学的角度观察排队现象并指出,人类作为一种社会性动物,在信息不确实的时候更容易参考其他人的行动,因此会选择进入排着长队的店。
行列店に入れば、マジョリティに属した安心感に浸れる。行列店の料理が期待はずれでも、並んだ時間とお金のコストは消えないため、美味しかったと思い込もうとする。自分はこんな人間だという自己確証が弱い人や、自分の選択に自信が持てない人ほど行列に走る傾向が強い。
进入排着队的店,会沉浸在自己属于多数人的安心感中。即使该店的食物不符合期待,也会因为消耗掉的排队时间及金钱成本,强行让自己认同是好吃的。越是对自我认知不明确的人或是对自己的选择没自信的人,从众排队的倾向就越强。
この同調行動を活用した行列マーケティングという手法がある。行列マーケティングは、行列を意図的に作り、待たせて、焦らす戦略だ。たとえば、予約させて期待を高める、並ばないと先を越される、手に入らなくなる、並ぶと面白いなどと煽る作戦だ。
有一种营销手段就利用了这种从众行为。排队营销就是刻意制造出排队的效果、让人等待、让人着急的战略。例如,利用预约拔高顾客的期待,促使他们认为不排队就会错失先机、无法得到想要的商品、排队很有意思等。
ラーメン店なら、アルバイトのサクラを並ばせる、客席を減らす、店を小さくする、レジの人を増やさない、店内で待たせない、注文後に調理する、調理スピードをコントロールする、営業時間を短縮するなど、行列に並ぶ客の心理を読みながら、巧みに期待感や満足感を最大化させる心理作戦に他ならない。
拉面店就通过让临时工当托儿去排队、减少座位、缩小店面、不增加收费员、不让客人在店里等待、现点现做、控制烹饪时间、缩短营业时间等等手段,揣摩着顾客排队的心理,巧妙地进行着使他们的期待感与满足感最大化的心理战!
並んでいる人にあんパン、ドーナツ、コーヒーなどを配布するユニクロの新規開店やアップルストアなどは、行列マーケティングの成功例だろう。
给排队等待的人发红豆面包、甜甜圈、咖啡等食物的优衣库新店铺及苹果店,都是排队营销的成功案例。
客の意識を大きく左右するバンドワゴン効果
强烈影响顾客意识的“乐队花车效应”
このような客の意識を大きく左右する群集心理がバンドワゴン効果(Bandwagon Effects)だ。バンドワゴン効果とは、あるブランドやサービスを消費する人が多ければ多いほど、流行しているという空気が社会に自然と醸成されるため、そのブランドやサービスから得る満足感、安心感、信頼感が強化される同調効果をさす。
像这样强烈影响顾客意识的大众心理被称为“乐队花车效应”。乐队花车效应是指,某一品牌或服务,消费的人越多,就越能在社会中自然形成“这很流行”的氛围,从众让人们从这一品牌或服务中获得更强的满足感、安心感及信赖感。
パレードの最後尾についつい並ぶ行動習性から生まれた言葉だ。
“乐队花车效应”名称的来源是:不知不觉就会跟上游行队伍的末尾是人们的行动习惯。
つまり、行列マーケティングは、口コミなどで情報を拡散させつつ、意図的に並ぶ心理を仕掛ける。人は人気店や行列店にやすやすと並んでしまうので、バンドワゴン効果によって並ぶ人が多くなればなるほど、人はますます行列を作ることになる。まさに行列シンドロームの感染力だ。
也就是说,排队营销通过口口相传等传播方式扩散信息的同时,刻意煽动人们产生想去排队的心理。人们会轻易地就去受欢迎的、排长队的店家门前排队,根据乐队花车效应,排队的人越多,加入排队的人就越多。这正是排队症候群的感染力。
行列シンドロームを脳科学的に見れば、安心感をもちたいという欲求に根ざしている。マジョリティに属していれば安心、赤信号みんなで渡れば怖くないの群集心理だ。
排队症候群从脑科学的角度来看,根本原因是人们想要追求安心感。因为属于多数群体所以安心,大家一起闯红灯就不害怕,就是这样一种群体心理。
セロトニンは人間の心身の安定に深く関わっていることから、オキシトシンとともに幸せホルモンとも呼ばれる。
血清素(5-羟色氨)与人类身心的安定有着深切的联系,因此与催产素并称为幸福荷尔蒙。
セロトニンが減れば心配性に陥って悲観的になり、増えれば安心感が強まって楽観的になりやすい。セロトニンが少ない人の割合は、日本人60%、アメリカ人20%。日本人は心配性の人が多いらしい。
血清素降低易导致人们陷入担心的悲观状态,而血清素增人们的安心感就会增强而变得乐观。日本人中血清素较少的占60%,美国人则只有20%。因此日本人大多容易担心。
つまるところ、ホメオスタシス(恒常性)をキープし、安心感を感じていたいという充足欲求を満たすために、日本人は行列という同調行動をとりやすい。
因此,日本人为了维持内环境稳定,满足获得安全感的需要,更容易采取排队这样的从众行为。
那么日本人到底曾为了什么而大排长龙也不放弃呢?
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